覚え書き:The Lab 001とRS_baseの連携設定

当院ではPOCT機器→シリアル接続→PC(RScomm proをインストール)→イーサネット→PC(RS_baseサーバー)で検査データのファイリングをしています。
今回、DCA VantageからThe Lab 001へのHbA1c測定器の機器更新。

PC、ファイリングサーバーとの接続で手間取ったため覚え書きを記します。


1.The Lab 001に対応を謳った最新のRScomm proにバージョンアップしたが、The Lab 001→シリアル接続→PC(RScomm proをインストール)のところで転送エラーが発生。

2.アークレイの担当さんが、RScomm proを作っているメディカルインさんに実機を持ち込み、検証をしてもらったところ、The Lab 001のHbA1c測定原理は、電気泳動法で、HbA1c値だけではなく、電気泳動パターンのグラフも転送するため、時間がかかり過ぎるのか、タイムアウトになって転送エラーとなることが判明し、修正プログラムを作成してもらいました。

3.修正プログラムをPC(RScomm proをインストール)に上書きしたところ、The Lab 001→シリアル接続→PC(RScomm proをインストール)まではうまく転送されるようになりましたが、なぜかPC(RScomm proをインストール)→イーサネット→PC(RS_baseサーバー)のところでデータが送られません。

4.The Lab 001では新たな検査コードがふられた検査名【HbA1c】が転送されますが、DCA Vantageではそれとは別の検査コードをもつ検査名【HbA1c】(これは以前用いていたHbA1c(JDS)の転送につかっていた検査コードと検査名)をRScomm proの基準値設定画面で発見。もしかしたら検査名【HbA1c】が2つあるのが問題なのでは、と考えて、DCA Vantageで用いていた検査名【HbA1c】を削除したところ、PC(RScomm proをインストール)→イーサネット→PC(RS_baseサーバー)もうまくすすみ、RS_baseサーバーで検査値がファイリングできました。しかし、これではHbA1cとして登録され、時系列ではDCA Vantageで測定していたJDS値とThe Lab 001で測定したNGSP値がおなじHbA1cと判断されてしまいます。

5.RScomm proの基準値設定画面で検査名【HbA1c】、変更検査名【HbA1c(NGSP)】と設定することで、DCA Vantageで測定していたNGSP値とThe Lab 001で測定したNGSP値が同一の時系列に並ぶようになりました。

めでたし、めでたし。

6.せっかく測定できる電気泳動パターンはファイリングできていないのと、その電気泳動パターンがThe Lab 001本体からのロール紙印刷でも印刷されない。外国人の診療も今後増えていく可能性もある中で、外国人に多いとされる変異Hbをみつける得る機器でもあるので、電気泳動パターンもみたい。このあたりは今後メーカーと相談したいと思います。


武井胃腸科内科

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