【機器更新】超音波診断装置 ARIETTA 850SE
新しい超音波診断装置(エコー)ARIETTA 850SE(日立)を導入しました。
これまで当院で使っていたHI VISION AVIUS(日立)で《ぼんやり》みえていた病変が、ARIETTA 850SEでは《くっきり》みえます。
また、組織の硬さを評価する2種類の機能(Real-time Tissue ElastographyとShear Wave Measurement)が備わっており、腹部では肝臓の硬さ(線維化、肝硬変の評価)を数値化でき、肝疾患(ウイルス性肝炎や脂肪肝)の診療などに今後利用したいと思います。
ほかにも、Detective Flow Imagingという低流速の血流を表示する機能も備わったりと、これまで使っていたHI VISION AVIUSからかなり性能・機能がアップしています。
「胃が痛い」といって受診され、腹部エコー検査を行い、胆石や膵炎、虫垂炎、ほかにも肝臓がん、すい臓がん、胆のうがん、大腸がん、さらには腹部大動脈瘤まで発見されたこともあります、引き続き、内視鏡検査だけでなくエコー検査にも力をいれて診療にあたりたいと思います。
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